厨子仏壇

―新しい祈りの家具―

厨子とは

厨子とは、仏像や経典など大切なものを安置して収納する、扉付箱型家具の呼称です。

また、広義では書物・文房具・化粧品など身の回りの品や什器などを収納し、室内の装飾にもなる暮らしの調度品の一つでもあります。

 

厨子をはじめ調度品の多くは中国大陸や朝鮮半島から日本に入り、次第に日本で作られるようになりました。飛鳥時代に仏教と共に伝来した、仏像や経典などを納め、また、祀るための厨子が、現在、一般的に<厨子>とよばれているものの原型といえましょう。

 

法隆寺の<玉虫厨子>のように寺院の御堂を模した屋根付きの厨子が仏教に関わる代表的な厨子であり、天武天皇の愛好品で正倉院に収まる<赤漆文欟木御厨子>(せきしつぶんかんぼくのおんずし)が調度品としての厨子の代表と言われております。

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仏壇とは

仏教信徒が家庭で仏教の本尊である仏像や曼荼羅などを安置し、礼拝や供養をする空間とその器である家具を仏壇と呼びます。

 

すなわち、仏教信仰の対象として本尊を安置した厨子のことを仏壇と呼び、仏壇は厨子の一種ということになります。

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指物吉蔵の厨子とは

暮らしや生き方への意識が変化し、それぞれの信仰に対する考えも変わりつつある今、指物吉蔵は、宗教や宗派を超えて、<ひとり一人の想いを大切に受けとめる祈りの空間>を常に模索しています。

 

人の想いを大事に受けとめて護り、優しくこころを慰めてくれる厨子、明日への生きる力を醸し出す頼りがいのある厨子、そんな厨子を提案したいと吉蔵は考えています。

吉蔵の厨子仏壇商品

厨子・龕室

八角厨子と龕室は、屋根を戴く伝統的なデザインの厨子です。
龕室の<龕>とは、大切な物を収める空間を意味する大陸から渡ってきた<厨子>の古い呼称です。

日本では器物や什器を納める<厨子>という呼び方が広まりました。

 

ZUSHI カシコ

─世界に向けた祈りの家具─

建築家が描いた独創的なかたちを指物職人が製作。祈りの家具として今求められている精神的なモノのあり方を象徴しています。

KASHIKO(カシコ)は2007年グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞

 

掌(たなごころ)の厨子

祈りを手向け、思いを納め、大切な人を偲ぶ<掌の厨子>。

これからの暮らしや生き方に添う、掌(たなごころ)に収まるかわいいお厨子です。

宗教や宗派、民族を超えて「祈りのかたち・こころのありか」を示す、指物吉蔵の逸品です。

てごと厨子

ひとり一人の大切な想いを籠める小厨子です。

​それぞれの祈りや願いを手ごとに護るように、小さな御仏像や御位牌をやさしく守ります。

 
 

厨子台

李朝風のデザインの「龕室」仏壇タイプです。

本来は机として開発した家具ですが、小仏壇の下台としても利用できます。腰掛けて拝むシーンを設定してあります。

 

厨子その他