あたらしい祈りのかたち「ZUSHI KASHIKO」(厨子カシコ) 2007年グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞してから、爆発的ではありませんが、 展示会やネットを通して少しづつ関心を持って下さる方が増えてきました。 そしてこの秋、3件のZUSHI KASHIKOの注文が重なりました。
小売屋さんから問い合わせがあり、お見分けのため次の日お客様の所へ送付。
異国から戻った息子さんが、亡きお父様のためにと急遽お求めになりました。
石屋さんが併設するギャラリーでZUSHI KASHIKOを見られたお客様が、
納めたいクリスタルがあり、明るい色と暗い色のKASHIKOを検討中とのこと。
こちらもローズ材、メープル材のKASHIKOをそれぞれお見分けのため送付。
ZUSHI KASHIKOに写真を飾りたいと仰有るお客様。
木が好きでさまざまな材の話をしている内に出てきたのが「屋久杉材」。
まさか、針葉樹でKASHIKOを作るとは思っていませんでしたが、
父の代から取ってあった、細かい柾目の屋久杉材を思い出し使用しました。
出来上がったKASHIKKOは香りも含め神棚の趣きも感じられ、とてもお気に入り。
新築のお宅のリビングにどんな風に飾られたのでしょうか。
西洋の教会の屋根のような、農村の茅葺きの屋根のような。
ほこらのようでもあり、ヘルメットのようでもある。
仏壇からさらに離れて、神棚にも近いような。
建築家と指物職人の感性と技が生み出した新しい祈りのかたち「ZUSHI KASHIKO」。
(大切なモノを納め飾る)厨子としての用途がさらに広がっています。
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