朝日新聞朝刊9/2に「自分の葬式は必要ですか?」 というアンケートの記事がありました。
はい 44% いいえ 56%
と、拮抗していますが、私の場合は・・・ 自分はいなくなってしまうのでどちらでも良いのですが、 自分の親族が亡くなった場合や遺族のことを考えると、 「はい」と答えると思います。
人が亡くなることは精神的にかなりの負担になると思うので、 一つの区切りとして先人が設けた知恵としての儀式なのでは、 と今は思っています。 もちろん「はい」の方々も簡素、簡略化が主流で、 どんなカタチにするかは家族で相談し決めることですが。
このように故人を送る方法と同様、 故人を偲ぶかたち (仏壇etc) も急速に変化しています。 そのうち「仏壇は必要か?」 なんてアンケート記事が見られるかもしれませんね。
自分の仏壇は必要か?
・・・かどうかわかりませんが、 最近の流れとしては以下の傾向が見られます。
・コンパクト化した仏壇(厨子といった方がいいかも)が好まれる。 ・家族代々とか家族全員が収められた仏壇から一人ひとり用の厨子へ。 ・比較的大きく、仏像位牌などがたくさんある場合は サイズやデザインが自由に決められるオーダータイプの仏壇を選択する。
更にもうひとつ・・・ 家具好き仲間で話をしていた時、 「故人を偲ぶとき、対面するより寄り添う方がいいね。」 と誰かが言いました。
・傍らに在って目立たず、けれど双方向でいられる「想う箱」
下の画像は最近納めさせて頂いた ウォールナットのZUSHI KASHIKO(コンパクト型)と 珍しいメープルの上置きタイプの仏像(オーダー型)です。
吉蔵はそのどちらにも対応しております。
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