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風鐸 佐波理(さはり)鋭意製作中です

古くから仏鈴・銅鑼などの上質な鳴り物材料として、錫の割合が高い銅合金<さはり材>があります。


さはり材は、錫の含有量をできるだけ多くし、それを熱処理してより固い組織にすることによって雅味豊かな高音で澄んだ音色になります。


また、周波数が異なる二種類の振動波形が重なることにより、うなりが生じ、音のゆらぎとなって人々の身体に心地よく響き、心を癒やすと言われています。



このさはり材の風鐸を、書院飾りやインテリアとして室内で身近に楽しんでいただくために、現在、指物吉蔵が卓上型風鐸の掛台の製作を進めています。



佐波理 鳥居型



佐波理 鐘楼型



佐波理 チャペル型



※これらの動画はすべて、現在開発中の試作品です。



鐘楼型、鳥居型、チャペル型など、さはり材の風鐸の大きさや形に合わせて掛台を企画し、創業百余年の家具・厨子製作を担う吉蔵工房の指物師(静岡県指定・県の名工、静岡市伝統工芸秀士)が樹種を吟味し、指物技術特有の留接ぎや組手を用いて一基ずつ手仕事で仕上げています。


さはり材の貴重な音色と、その風情を活かす木製掛台との融合<風鐸・佐波理>、懐かしくて新しい<音とかたち>を暮らしの中でお楽しみください。



掛台製作:株式会社 吉蔵

さはり製作:NPO法人 小田原鋳物研究所

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