銘木では黒檀、紫檀、島桑、屋久杉など、 モダンタイプではウォールナットが主流。 でもさすがにメープルのような白い仏壇は要望が少なく、 今まで製作したのは小さな厨子のみ。 それが建築家の依頼で、新築のお宅に納めて来ました。 ナント、モダンな和室にピッタリ。...

指物吉蔵は厨子を製作し、販売しているのですが、 お客様から本尊のご依頼も度々あります。 こちらは真言宗の御本尊「大日如来」です。 楠南木、切金入りの上品なお仏像です。 取引先の京都の仏具屋さんから紹介頂きました。 島桑の厨子「世音」、置台と共に納めさせて頂きます。

10基のお位牌を収めるためのビッグな特注お仏壇。 (間口65cm 奥行60cm 高さ165cm) 照明も飾りも無く、本尊と位牌の収納を目一杯考えて、 このような形になりました。 下台の高さも75cm、 立って手を合わせるお仏壇の高さです。 作り付けでは物足りなく、...

これ、なんでしょう？ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 黒柿・島桑・白樫・越前杉　他 幻の銘木で作られた将棋用の駒台です。 吉蔵ではこういう趣味の世界の道具も依頼があり、 製作しています。 目には見えない所に熟練の技が必要な 指物ならではの木工芸品です。

最近では、身近で故人を偲びたいという考えから、仏壇や厨子をリビングに置くケースが増えてきました。 そのため、仏壇のイメージを払拭した、家具調あるいはモダンスタイルの祈りの家具が主流となっています。 特に今回は、壁の中にすっぽり入ってしまい、出っ張りがないタイプの厨子（小型仏...

あたらしい祈りのかたち「ZUSHI KASHIKO」（厨子カシコ） 2007年グッドデザイン賞（Ｇマーク）を受賞してから、爆発的ではありませんが、 展示会やネットを通して少しづつ関心を持って下さる方が増えてきました。 そしてこの秋、3件のZUSHI...

富士市に住む、素適なシニア女性、Ｙさんのこと。 数年前、吉蔵の松坂屋展示会にいらして、 「あら！この家具うちにあるわよ。」 ・・・ということで会話が弾み、 その折お買上いただいた家具を、Ｙさんのお宅にお届けに行きました。 「え〜？、この家具も、この家具も、この家具も・・・」...

以前ブログでもお話しした、お父様を祀るための仏壇を納めて参りました。 木工製作のプロ職人で、かつてはヨットの内装を担当していたK氏。 引退してから自宅の改造に取り掛かり、 アイデアにまかせてのユニークな部屋作りの途中で逝去されたとのことでした。...

3月11日の東北太平洋沖大地震のあと、東北や関東方面で、転倒した家具の事が気になっていました。 一週間ぐらいして、「吉蔵」製作の厨子が転倒して傷になった話が二件ありました。 一件は、傷はないのですが、灰が被って汚れてしまっている。...

屋久杉は屋久島の標高500mを超える山地に自生するスギ。 このうち樹齢1,000年以上のものを指す。 （樹齢1,000年未満のものは「小杉」と呼ぶ。） 日本ではこの、長寿を象徴する屋久杉ファンが多く、建築や家具に珍重されています。...